安定という幻想
「安定」は、 場所の名前じゃない。
「安定した会社」という言葉、よく見ると不思議。
安定しているのは会社であって、そこにいる人の人生だとは、誰も言っていない。
毎月同じ日に振り込まれる数字と引き換えに、二度と戻らない自分の時間を差し出す。
その取引を「安心」と呼ぶように、いつの間にか教わってきた。
安定という名の、待合室。
番号を呼ばれるのを待つように、昇給を、異動を、定年を待つ。
待つことが上手になるほど、選ぶ筋肉は衰えていく。
でも、ほんとうの安定は場所の名前じゃない。
どこでもやっていける、という感覚の名前。
会社に守られることじゃなくて、自分を運べること。
辞めなくていい。
今日は求人をひとつ、眺めるだけでいい。
「選べる」を思い出すための、リハビリだと思って。
市場の中の自分を、久しぶりに見にいってみて。
言葉にできたら、次は自分のうさぎに会う番。
自由と生き方のうさぎ診断をやってみる